SEO対策を振り返る、そして今後はどうなる

いまや、当たり前のように囁かれるようになったSEO対策ですが、歴史を振り返ってみるとさまざまに変遷してきたのが分かります。そこで、平成時代からの歴史を見ながら、今後SEO対策はどうなっていくか探ってみましょう。まずは、初期である2000年頃からの約10年、当時は被リンクが全盛だった時代とも言えます。ただし2000年当時は、SEOという用語はまだ認知されていない時代で、検索エンジンの性能も現在のように精緻なものではありませんでした。

例えば、大手自動車メーカーの社名をキーワードに入れて検索すると、全く異業種の同名和菓子メーカーが上位に表示されるような、そんな状態だったのです。その後にすぐ、SEOといえば被リンクが重視されるようになり、リンクを獲得すればよいという比較的単純なものであったと言えます。ですので、リンクを買ったり自ら被リンクを貼ったりしても、それなりに効果が期待できた時代です。ところが、2010年頃から被リンクサイトにペナルティが与えられるようになってきます。

被リンク効果がなくなるだけならまだしも、ランキングがダウンするようになっては元も子もありません。外部サイトからのリンクは自在に外すことが出来ないこともあり、これによって被リンクでの対策はもうやめようという会社が増えたのです。その後のSEO対策は、コンテンツSEOに移行していきますが、これも量ではなく質が重視されるように変化していきます。そしてこれからのSEO対策、カギとなるのはやはり「E-A-T」、日本語で言えば専門性・権威性・信頼性です。

大手検索エンジンが最重視するのは「ユーザーファースト」であり、ユーザーの満足度を高める質の良いコンテンツを提供することが何より重要ということになります。

関連記事

コメントする

Hey, so you decided to leave a comment! That's great. Just fill in the required fields and hit submit. Note that your comment will need to be reviewed before its published.